海外に着物で出て行くと、今まで気が付かなかった日本の良さや、外国の方からの思わぬ優しさにであったり、日本に興味を持ってくださる方々との新しい出会いのチャンスが広がります。
それと同時に、お国柄や日本とのかかわりを知っておかないと危険な事、現地の治安の状態などで気をつけなければならないことがあります。現地で着物を実際に着ている方々にお話を聞いてみましたので着物での海外旅行、留学、インターンシップ、ボランティアに行かれる方の参考になればと思います。
***どこの国へでも、自分は日本人として見られている!という
自覚と誇りを持って旅立って下さいネ!***
■パリ
着物を着ているからと危険を感じることは特にありません。
着物で地下鉄に乗っても特に問題はありません。
ただ、着物に限らず、メトロや観光地はスリが大変多いので持ち物には気を付ける必要があります。
一方、「一緒に写真を撮って頂けますか?」と頼まれたり、
「素晴らしい!」と声をかけられることが少なくありません。
余談ですが、着物の美しさ所以に男性に言い寄られる可能性もあります。
こういう場合においては、はっきりと断る。
また、そのような煩わしさを避けたいのであれば、男性を同伴して外出した方が良いでしょう。
パリにおいての問題は、街の衛生によって汚れる可能性が高いことです。
通りには犬の糞が頻繁に落ちていますので、気を付けていないと草履・白い足袋などは汚れます。
また、雨降りや降った後は水溜りができ、泥が頻繁に跳ね返ります。
一度汚れてしまうと、着物専門のクリーニングもありませんし対処は困難です。
可能であれば、防水スプレー等をかけておくことをお勧めします。
また、汚れてしまった場合は応急処置をし、日本に帰った時にクリーニングに出すしかありません。
(オートクチュール専門のクリーニング店などでクリーニングに出せるようですが、大変高価との情報。)
天候が悪い場合は、ポリの着物、または汚れても良いくらいの着物を羽織る、
もしくは泥の跳ね返り対策をする必要があります。
春・夏(暑くても湿度は低い)は快適ですが、冬は大変寒いです。
中に着込んだり、コートやマフラーなどで寒さをしのぐ必要があります。
また、外と内の温度差が激しく、一度なかに着込んでしまうとその後調整が困難なのが少し問題でしょうか。
フランスは日本に比べて湿度が低く、着物の収納・管理は比較的簡単です^^









