相模原市 40代 I様 「思い出のお着物たちの再活用」
「私のライフスタイルにあった着物コーデを作りたい!」とのご相談があり、お宅へ着物ワードローブチェックに伺って参りました。
事前に秋冬春に着たい着物と帯、帯揚げ帯締め、使えるかもしれない?と思われるアクセサリーや小物、バッグやストールなどをお部屋に出しておいてもらってから、チェックのスタートです。
着たいとは思っていたけれど、コーディネートに自信がなくて…。
素敵だな、着たいな。とは思っていても、『これってどこに着ていけば良いのだろう?』『この合わせ方で大丈夫なシチュエーションなのかしら?』と不安に思っていらっしゃったとのこと。
今回はサイズも様々なものがあったので、着用感も一緒に確認をしながら、
・カジュアル遊び
・日常お洒落
・お仕事活用
・ドレッシーお出かけ
・フォーマルシーン
に分けた、それぞれの着物コーデを作成。
小物の使い方や、色や今昔アイテムの足し引きをお伝えしました。
(写真はご本人様の許可を得て掲載しております)
お似合いになるスタイルを着物ワードローブチェック 前に確認、スタイリングの方向性を決めてからのコーディネート化になるので、使える物、足りない物も一目瞭然。
サイズも含めて全て写真に残すので、後で見返すのも楽々です。
「着物は着てちょうだい!」お母様の愛情が次の世代へ。
着物ワードローブチェック中、米寿を迎えられたお母様もお隣で見ていらっしゃいました。
「この子はね、着物がとてもよく似合うのよ。」
お優しい表情で仰りながら、蘇っていく着物たちを見てとても嬉しそうだったのが私の心にも響きました^_^
「まー、そのバッグも使える様になるのね!素敵じゃない!」
I様のライフスタイルのお出かけシーンを具体的に棚卸しながらの着物コーディネートに、眠っていたアイテム達が次々に登場です。
シチュエーションに合わせた見方に変えることで、昔と今のアイテムが見事に溶け合う瞬間は、感動さえ生まれるもの。
着物は時を超えた一つのコミュケーションツールでもあります。
今だからこそ分かるようになった家族の大切な事ってありますよね。次の世代が引き継ぐことで、日本の美しい心を残していけるって素敵ですね。
【ご自宅や実家、ご親戚のお宅に眠っているお着物たちは有りませんか?】
買取業者に相談しても、再販価値が低い物、証紙がないもの、匂いやシミ汚れがあるものは処分対象となる物が大半なのが現状です。
令和の時代に入り、2020年東京オリンピックも間近、日本文化、自国のアイデンティティーが今一度見直され始めています。お正月やお子様の卒業式、入学式など、是非年に1度でも着物に袖を通して、日本の誇りを心に留めて欲しいなと願っています。
着物相談詳細はこちらからどうぞ。
キモノワールドライフ
パーソナル着物スタイリング
齋藤優見