【装いカラーコーデ1stweek緑】の反響は凄かった！ | 着付師･着付け教室･着物相談のキモノワールドライフ

こんにちは。相模原市橋本の着付け教室・出張着付け&パーソナル着物スタイリングの齋藤優見です。

おうち時間　装いムーブメント　第1週「緑」終了

多くのご参加をありがとうございました！
デジタル着物クローゼットを展開するmatouさんと共に企画しました装いムーブメント　#装いカラーコーデ　の第1週グリーンは、洋服・和服問わず大勢の方々にご参加頂き、大盛況のなか終了致しました。

皆様に受け入れられるかドキドキしながら始めたこの企画ですが、以外にグリーン好きはいらっしゃった模様。
初めは着物好きの方々に瞬時に火がついたようで、皆さん重い思いの緑コーデをあげて下さいました。

洋服と着物の緑使いを見てみると、お洋服ではなんと明るくビビットなグリーンが多いこと！でも、お洋服では緑のコーデは個性的に目立つことから難しい色かも…と、パーソナルスタイリストさんのコメントがあったりと、着物とは違う緑の捉え方に面白さがありました。

着物では、現代物をお持ちの方はくすみのない緑やはっきりとした明るいグリーンを上手に使いこなしている方、昔からある渋めのグリーンを大人っぽく着こなしている方など分かれたところが興味深い1週間でした！

装いにグリーンを使う様々な発見

プロ参加の方達とは今回の緑コーデでこんな会話がありましたよ〜。

パーソナルスタイリストたちからは、
・みどりは太陽光との相性いい！外で写真を撮ると緑がイキイキしてくる。

・大人の緑使いにはくすみ注意

・素敵な配色と自分に似合う配色は違う！という事実。

着物人からは
・「ケの美学」
日本のハレとケについてで、現代残っている着物のイメージは通過儀礼などの時に着る着物、ハレ着になりがちだけども、こうやっておうち時間を着物で過ごしてコーディネートを考え楽しむことをしてみると、着物の柄に”梨の切り口”や”大根おろし”,魚や野菜などが何故出て来たか分かる気がする。
日本人は日常の些細なものに美学を感じることができていたんだなぁー。

・年齢や、らしさに似合う緑、配色というのはやはり存在する！素敵だなぁと思ってオンラインショップで買っても、手持ちのものと合わない！自分の装いにしっくりこない！というのは日常茶飯事。着物はフォルムが一緒だから自分らしい配色に出会うのに時間がかかる。

理美容師さんからは、
・着物衿足について知識のない美容師が多くいる。
脇やVゾーンのように首回りのボサボサをすっきりさせると首は長く美しく見える。くすみ色の緑を着た時の首元も10歳は若返る！

などなど。

業界の垣根を越えて、共通の色で様々な装いを比較することで、集中した学びに繋がっている気がします。

明日5/6 水曜日は装い、カラーのプロ達が今回のお題についてトークを繰り広げます。それぞれの視点からどんな発見が出てくるか楽しみです！