日本画家 鈴木國男さん

和紙に岩絵の具で作品を作る鈴木國男さんのグループ展に麻の着物で行ってきました。

日本画家 鈴木國男さんと 齋藤優見 相模原

ニューヨークでも作品を発表されていたりする彼の作品は、どこか優しい柔らかさがいつもあるように思います。日本の伝統技術がこめられた和紙が使われているからでしょうか。

和紙の透かしを利用した表現方法、馴染みや馴染み防止の礬水(どうさ)の使い方のお話など贅沢にも國男さんを独占して絵の不思議を沢山お聞きしてしまいました。

私が好きな日本画家”田中一村氏”の表現方法などにも丁寧に答えてくださった國男さん、ありがとうございました!

スポーツと芸術を結びつける國男さんの美意識に私も刺激を受け…

やっぱり実際に作っている作家さんと直接お話しできるって、どの分野でも興味深く面白いですね!

グループ展 「悠」
8/27日まで (10:00〜18:30) 最終日17:30まで

 

今日は台風後の影響か、湿気がものすごくベタつく日でしたので、サラサラとした小千谷縮みをチョイス。この麻の着物は小さな黒の千鳥格子の織りで、遠目で見るとグレー1色に見えます。

芸術作品を邪魔しないように、帯も同系色の薄グレーの8寸帯。

普段着物 小千谷縮み キモノワールドライフ

差し色に新橋色を帯締めと、下駄の鼻緒に入れて、インドネシアの民族布から作られたバックでリズム感を入れました。

偶然にも國男さんのお洋服とリンク♪ 出会いや想いを込めた装いは時としてお相手の方や会場とリンクすることしばしば^ – ^

装いからも”意気投合〜!”と思うと会話ももっと弾みますね。

着物:小千谷縮み
帯:夏帯八寸
下駄:芳町 桐下駄
バック:bon BRICOLAGE

 

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齋藤優見