マリンバ奏者 松本律子さんのスタイリング着付け
2018年リサイタルコンサート 【マコトのハナをシル】〜種→芽→花→果実〜にて
１月に「私を底上げしてください！」とチラシ、ホームページ等の着物スタイリングのご相談をいただいてから、コンサートの日を待ち遠しく待っていました！律子さんとは何度か着物衣装のご依頼を頂いていますが、彼女のマリンバの演奏を鑑賞するたびに、燃え上がる創作のエネルギーを感じています。
どの人も松本律子さんのコンサートは生で見るとそのエネルギーに圧倒されるはず。一つ一つの音に情熱と愛、魂を吹き込んでいるかのような表情と大きな動き、そしてオーラ。トークは柔らかくて穏やかなのに、演奏となるとリズムの神が降りてきたかのような表現力に体ごと引き込まれます。
今年のオリジナルの創作曲は、本当に森のメッセージを律子さんがマリンバの音に変えて私たちに届けてくれているかのようでした。
音から情景が描かれ、森の中の時間の流れが感じられる、そんな感覚にさえなりました。
今回は様々な時間、天候、季節が森に命とストーリーを与え、それぞれの働きの美しさがまた次の循環へと繋がれていく。私にはそんなリズムが届きました。
今年のコンサートの方向性〜種→芽→花→果実〜 【マコトのハナをシル】にあたり、”円（まる）”という創作曲でまとめられ、アンコールには”花 ”沖縄の歌で締めくくられた松本律子さん、ご自身で掲げた指針に大変苦心されたそうですが、「マコトのハナ」とは何だろう？と彼女が追求したそのメッセージは深く私の心にも響き渡りました。
「”マコトのハナ”は、自分の己の心。それは信じる心。それがマコトの私。」 会場に、優しく問いかけるように語る律子さんの姿、そしてマリンバへの情熱がひしひしと伝わる表現力とリズム。人の魅力のハナとはこのように咲くのだろうな・・・。
最近私の仕事に子供達や教育機関などでの講演も増えてきていることもあり、松本律子さんの演奏は是非夢を追う子どもたち、何かのプロを目指して進んでいる学生たちに見せてあげたいと強く思います。自分のプロフェショナルマインドの琴線にも触れた素晴らしい演奏を聞かせていただきました。マリンバ奏者 松本律子さん、来年も楽しみにしています！
（今回のスタイリングは世阿弥の風姿花伝よりインスピレーションを受けてスタイリング致しました。）
Foto：Jose Luis Baxarias Garcia
マリンバ奏者 松本律子
【マコトのハナをシル】〜種→芽→花→果実〜
公演スケジュール
【松本律子マリンバ solo リサイタル 2018】
「マコトのハナをシル」～種→芽→花→果実～
■福島公演
日時：2018年10月27日（土）昼
場所：福島市音楽堂小ホール（福島県福島市入江町1-1）
■神奈川公演
日時：2018年11月17日（土）昼
場所：maple hall（神奈川県相模原市中央区千代田2-2-15）
■東京公演
日時：2018年11月18日（日）夜
場所：山野学苑27階（東京都渋谷区代々木1-53-1)
詳細は松本律子ホームページよりどうぞ。
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