こんにちは。相模原市橋本の着付け教室・出張着付け&パーソナル着物スタイリングのキモノワールドライフです。
先日、臨月の着物姿を公開した時に多くの反響を頂いたので、改めて「通常着付師さんに着せてもらった時の妊婦着付け」と「細く見える目の錯覚を利用した妊婦着付け」を比較してみたいと思います。
着物だとわかりにくいので、まずはワンピースで臨月のお腹の出具合を初披露(笑)
はい^_^立派なお腹です。お腹が下に下がる前のギリギリの時の写真です。お腹の大きさMAX!赤ちゃんは3,000gで、お腹周り110cmありました。
通常、着付師さんに着せてもらうとこんな感じ。
洋服姿の時と変わらぬ『妊婦さん姿』となることの方が多いです。(妊婦になってから数ヶ月間、うちの着付けサロンに受講にいらっしゃる現役着付師さん、美容師10人にやってもらったところ、皆んな大体こんな感じでした)
私自身が毎日着物を着て外に出歩いたり、電車に乗ったり座ったりと長時間着ていて思ったのは、
「やっぱり細くは見えたい」
「本に書いてあるように腰紐を上で着付けると、裾がすぐにスカート上になって美しくない」
「お腹が大きくなるほど股を閉じて座っていられない」
「帯枕なんかしてられない!」
でした。臨月まで着物であちこち出張に動いて仕事をこなしていたので、その日一日の着心地がいいのが大前提!しかも着物スタイリストとして見栄えも良くないと嫌!などから、どうしたら素敵な妊婦着物姿になれるか、着付けのバランス、位置や所作、写真の撮られ方に至るまで毎日試行錯誤しました。
その結果、落ち着いたのは『楽で、細く見える妊婦着付け』
どうでしょうか。お太鼓もバランス良く、巨大お尻をカバーしてくれてます。
前から見た「一般妊婦着付け」と「細く見える妊婦着付け」、比較してみると一目瞭然ではないでしょうか?
お太鼓は、帯枕の代わりに、遊びを上部にまとめて帯揚げで包み込んだもの。軽いですし、紐の本数が減るので楽!出先で急に具合が悪くなっても直ぐに横にゴロンとなれます^_^
着付け方一つでこんなにも変わるものですね。電車に乗っていて、洋服の時は直ぐに席を譲ってもらってましたが、着物だと、横向きにならないとお腹が出ているのか一見わからないらしく、「あっ!ど、どうぞ。」と、二駅ぐらいしてから席を代わってくださることが多かったです。着付師としては嬉しい実験反応でした^_^ 心暖かく譲ってくださった皆様、ありがとうございました💖
キモノワールドライフ
パーソナル着物スタイリング
齋藤優見
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